全館暖房について
全館暖房について
青森県津軽地方の工務店に平成元年から住宅産業にはいって、住宅建築業に携わって生活してきました。
その時まで建築工事の仕事は、ド素人でした。
今、考えてみると、無謀だったかもしれませんが。
以前、勤務していた会社では、二級建築士と宅地建物取引士の資格を持つことができました。
現在はその資格で会社を経営するようになり、独立して、早いもので14年目に突入しました。
独立してからの住宅建築工事は、主に『内外ダブル断熱』を施工に取り入れ、全館暖房を必須として施工しております。
独立してからこれまで、建築させて頂いたお客様から、『寒い』と言われた事が有りません。
アフターとして毎年暮れに施主様に挨拶に回りますが・・・。
寒いと言われたことが有りません。・・・少し、自慢です。
以前の会社の施工だと、言われたことが有ったからです。
住宅建築する業者はたくさん在りますが、お客様を想って造っている業者になりたいと考えていましたから、「おかげ様で寒くないよ」との言葉は、非常にうれしく感じております。
年末に笑顔で迎えてくださるお客様に感謝しております。
ところで、私がお客様に提案している暖房ですが、灯油、電気、ガス等、熱源になるものは決めておりません。
ただし、必ず、施工しているポイントが有ります。
それは、全館暖房することです。熱を、住宅内部に分散することによって隅ずみまで暖かくなることが実証出来ているからです。
暖房器具についての疑問は・・・
最近の住宅のチラシやTVコマーシャルを見ていると、エアコン二台で暖かい。
エアコンは一階、二階の各一台とのこと。
各室の部屋の温度は何度なのかな?
トイレの温度は?脱衣室の温度は?浴室の温度は?
本当に暖かいの?
先日、住宅展示場に来場された方からお聞きしたところ、浪岡展示場と同じ年に住宅を取得したとのこと。
暖房はエアコンを2台で十分だと説明されて、最初の冬を迎えたそうですが、寒くて仕方ないと・・・。
住宅販売業者に相談したら、結果として、ストーブを居間に1台増設。現在は、暖かく過ごしているようです。
しかし、考えてみれば、エアコンだけでは、『寒い』だった。ようですね。
販売業者様は、なぜ?「エアコン2台で大丈夫、暖かい」と説明していたのだろうか?
これもまた疑問が増えました。
来場されたお客様の話を聞いていると、以前住んでいた住まいに比べたら、それでも暖かいから満足しているとのことでした。
確かに、築40年以上経過した住宅に住んでいたそうですから、無断熱の住まいに比べたら、新しい住宅は暖かい筈ですよね。
展示場に来場された、そのお客様からは、この展示場は暑いと表現して頂きました。
暖かいを超えて、暑いと・・・体感温度の違いのようです。
私共が施工した青森市浪岡の住宅展示場は、住宅内部の温度差が、ほとんどありません。
ぜひ、ご体感ください。
住宅倶楽部(株) 木村